ついさっきまで、BS11チャンネルでやっていたニコラス・ケイジ主演の映画「天使のくれた時間」を観ていました。
あらすじを簡単に言うと、彼女よりも仕事を選び成功した“現在”の主人公が、彼女を選んだ方の“現在”を体験し、徐々に考え方が変わっていくという話なんです。novoはこういう時間を遡ってしまうタイムトラベル的なストーリーって好きなんです。
それは、ストーリーの現実味を観察して、アラを探すのが面白いからです。例えば、アーノルド・シュワルツェネッガー主演の「ターミネーター」シリーズなんかは本末転倒なストーリーだと思いませんか?
だって、ターミネーターに対抗する人間側のリーダーが母親を守るために過去へと送り出した男は、そのリーダーの父親っていう設定なんですよ?この設定が意味することは、未来は予定調和として既に用意されているってことになるんです。
例えば、リーダーが送り出した男が別人だったら、リーダー自身が存在しなくなってしまう訳です。だから、リーダーは自分の父親となる男を「送り出さなければならない」=「予定調和」となってしまうんです。
それにも関わらず、「ターミネーター2」の最後の方で、「未来は変えられるのかも知れない」という内容のセリフが含まれているんです。おかしいと思いません?
こういったアラ探しが最も楽しいのが、時間を遡るタイムトラベル的なストーリーなんです。タイムトラベルといえば、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズですが、実に良くできたストーリーでアラと呼べる程のものが無く、タイムパラドックスなんかも丁寧に描かれていて、novoが一番好きなシリーズものの映画です。(ストーリーのテンポやコメディっぽい部分が最高です。)
今回観た「天使のくれた時間」は、アラと呼べる程のものはありませんでした。しかし、ストーリーが良かった。自分の考え方を変えてしまう程の恋人に出会ってみたいと、ほんの少し(本当にほんの少し)思っちゃいました。
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